最後の言葉に戸惑っている
眠ることも忘れて
ガラス越しの景色は
いつも色彩を変えていくだけ
ゆれる秋の空が冬の風をまとう
雨は涙さえも
洗い流してくれた
ふたりはなぜ出逢って
しまったのだろう
この広い世界で
あの日へ戻れるものなら
すぐに戻ってしまいたい
空を見上げれば降り続いてる
雨は雪にかわり
すべて白く染めた
このまま時間を止めて
失くした何かを探し求めて
このまますべて忘れ
愛し合った罪も
きっと許し合えるはず
ふたりが歩いた道に刻んだ
行き場のない足跡
白く何ひとつ
面影すら残さずに
消えていく雪の日
昨日までの過去に
別れを告げるには
消せぬ想い出に
涙止まらない
このまま時間を止めて
過ちすべてをつぐなえたのなら
このまますべて忘れ
愛し合った罪も
きっと
このまま時間を止めて
失くした何かを探し求めて
このまますべて忘れ
愛し台った罪も
きっと許し合えるはず