God bless! Life is novel
この世界に散らばる文字
まるで星の断片-かけら-のよう
人はそれを拾い集め 一篇の物語を綴る
移ろいゆく時の中で
記されし命の筆跡-プルーフ-
喜び 慈しみ 悲しみ 怒り
醜くも 美しき旋律-しらべ-が 此処に
かの名高き長篇-ロング.ノヴェル-
名も無き一行詩も 等しく神の書物
嗚呼 螺旋に連なる
書架に並ぶ 無数の背表紙
祝福の library
音階-おと-を手繰るように
頁めくれば
吹き抜けてゆく風
どうか 永遠に
善と悪は表裏一体
喜劇なのか 悲劇なのか
愛も罪も溶いた洋墨-インク-で
理想を込めた作品-ゆめ-を刻んで
何を願い 何を望む?
問わず語りの幻影よ
儚き 温もりと 強さと 脆さ
比類無き 気高き音の葉に 乗せて
生き様を 魅せよう
今 天より降り差す
慈愛-アガペー-が照らすのは
成功譚のみか?
否! 未完の冒険物語-アドベンチャー-
愚直なる回顧録
それもまた尊い
さあ 愛おしい人生の
詩を奏で そっと収めよう
祝福の library
未来へと 捧げんと