あぁここはどこなんだろう
随分遠くに来たみたいだ
何者でもない平凡な
私を攫ってしまうだろう
戻れないかな あの頃のような
青く靡いた日々には
光り輝く 銀色の靴
きっと似合わないや
本当はもっと叶えたかった
諦めるなんて嘘なんでしょ
手にした一筋の未来
今も 今も ほら 手放せない
風が吹いても 雨に濡れても
乾いた心潤せたら
まだ行けそうだよ 嵐の中で華麗に踊るよ
あぁここはどこなんだろう
いつの間に足音も増えた
読めない地図の鮮やかな
色彩に目を奪われて
奪われて 奪われて
私も飛べるかな
本当はずっと泣きそうだった
果てない旅に飲まれて
逃げてしまえば楽だけど
今も 今も ほら 追いかけてる
傷つくことで 信じることで
手に得られるものがあると
教えてくれた あの日の未来 掴みに行くから
戻れなくても 魔法のような
奇跡がこの先になくてもいい
足元に確かに光る 銀色の軌跡があるなら
本当はもっと愛したかった
嫌いだなんて嘘なんだよ
抱きしめたこの心
きっと きっと いつか 重なってく
晴れ渡る空 澄み切ったなら
芽生えが香り出すように
認め合えるよ またこの場所で 旅を始めよう
共に刻もう