沈んでいく 夕暮れの空
最後の陽が 世界を包む
手を伸ばせば 届きそうな
遠い夢の 蜃気楼
消えていく 影のように
指の隙間 零れ落ちる
崩れ落ちた 大地に立ち
耳を澄ませば 風が泣いてる
止まったままの僕ら
記憶の欠片 抱きしめながら
もしも願いが叶うなら
このセカイの果てでキミと
もう一度出会いたい
新しい朝が来るなら
何度でも何度でも
キミを探しに行くよ
光もない 夜の海に
キミの声が 響いて消えた
忘れないで 小さな約束
僕らはまだ ここにいる
砕けた星の欠片たち
手のひらの中 光るメモリー
ひとつひとつ繋いでいく
未来を描くように
終わりと始まりが重なる
夜明けの彼方できっと
僕らの歌が響くだろう
滲んだ空の向こう側
優しい光が待っている