真っ白な帳が降りる夜
港にあふれた騒めきを包む
手のひらに落ちた小さな歯車はまるで
二人の時計の一欠片だね
何度も 波が 打ち寄せては
一瞬を 映す 結晶が
染み込むほどに 瞳の熱を
確かめ合っていたよ
降りしきってく 白い想いは
やがて涙を抱きしめる様に
胸の痛み凍らせて 輝きを残す
宝石に変えた
君と過ごした 優しい過去も
きっと未来へ届けてくれるのだろう
ただ 重ね合った日々を
そのままに留めていくから
張り詰めた空気に触れたなら
吐き出した言葉は霧になってしまう
手のひらに落ちた小さな歯車はきっと
刻んでた時間の一欠片だろう
互いの 幸せ 願うほどに
一瞬を 止めた 結晶が
積み重なって 閉じ込めるのは
忘れたくない記憶
降りしきってく 白い想いが
きっと笑顔を抱きしめる様に
愛しい疼き凍らせて 輝きを残す
宝石に変えた
君に誓った あの約束も
きっと未来へ届けてくれるのだろう
あの 笑いあった日々も
そのままに留めていくから
震えていることに気付いたとき
掛けるべきことに気付いたのさ
たとえそれが温もりとは違う
優しさとしても
きっと これから出会う日々を
大切にするための
季節だと思えると 信じていたいからさ
ダイヤモンドが霧になっても
降りしきってく 白い想いは
やがて世界の色を消し去って
胸に鮮やかに残る 色彩の日々を
宝石に変えた
君が零した あの微笑みを
きっと未来へ届けてくれるのだろう
そう 重ね合った日々が
この心形創っている
涙も 笑顔も 未来へ