幼気な少年はいつも唄う
愛したい君は死体だった
発車のベルが僕の目を覚まして
群青の夜に羽を伸ばす
「バイバイ」じゃなくて
「またね」って言っていた
泣いたんじゃなくて
君は笑ったんだ
手にした運命が
どんなふうに満ちても
君を失うように出来ていた
移り変わり
嬉し悲し
これが under and over
生まれ変わったように
見せてこれたけど
憂い正し
耳を澄まし
独り under and over
脈打つような未来が欲しかった
ブレーキランプ灯す
日々の迂回
「どっちの運命が僕に合う?」
万事が上手くいかないなら どうして
こんな人生を選び行く
観音さんだって
正解は知っていない
少年はそっと
指を鳴らしたんだ
誰かにとっての幸せの代償が
誰かの絶望を宿したんだ
一度きりの
果実の味
止まれ under and over
掴みかかったようにさえも
見えたけど
振り返るな
進むままに
次の under and over
これこそ人生と思ったんだ
(Da ta-ta ta-la-ta-ta ta-ta-la ta-la-ta-ta)
急いで戻る夢の浜へ
確かに君を取り残して
時間を刻んだあの時の少年は
僕の迷いの傍で笑った
移り変わり
嬉し悲し
これが under and over
生まれ変わったように
見せてこれたけど
憂い正し
耳を澄まし
独り under and over
脈打つような未来が欲しかった
踊る魂
夜を纏い
廻る under and over
長い旅路
心の声
決めろ under and over
このままもっと未来を欲しがった