恋人ってわけじゃない
彼女もいたはずよ
本当のとこ知らないけど
いいの
汚れたユニフォームで
遠くから手を振ってくれた
憧れの先輩だったわ
いつだってカッコ良かった
笑ってる顔も素敵なのに
試合にはたまにしか出ないの
でもいいの
とある日の公式戦
代打で現れた
アタシの運全部つかう
だから
見慣れたユニフォームに
遠くから夢をたくしていた
憧れの先輩だったわ
あきらめない気持ちで
一塁へ滑り込む姿
アタシはずっと見ていた
好きだった
青春を駆け抜ける
白いボールに込めた
Run and run
憧れの先輩だったわ
いつだって真剣だった
苦しい時もあったはずよ
アタシはずっと見ていた
あなたを